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D’un matin de printemps

¥30,000($190.77)

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SAKEME: WISP
ESPRIT
TOME IV — RÉVEIL DES SENS
D’un matin de printemps《春の朝》

1917年、リリ・ブーランジェは24歳という若さでこの世を去りました。《春の朝》は、その最晩年に書かれた作品の一つです。長く病と向き合いながら創作を続けた彼女にとって、「春」は単なる季節ではありませんでした。それは、限られた時間の中でなお世界の輝きを見つめようとする、生へのまなざしでもありました。

作品は、目まぐるしく移り変わる短い動機によって始まります。旋律は一か所に留まることなく軽やかに姿を変え、リズムは絶えず揺れ動きます。和声は透明な色彩をまといながら伸びやかに広がり、音楽は春の空気そのもののように、留まることなく流れ続けます。印象派の繊細な色彩感を受け継ぎながらも、その響きにはより自由で現代的な生命力が宿っています。

リリ・ブーランジェは1913年、女性として初めてローマ大賞を受賞しました。その卓越した才能はドビュッシーやラヴェルとも並び称されながら、早すぎる死によって多くの可能性が断たれました。《春の朝》には、その短い生涯とは対照的なほど鮮やかな生命の躍動が刻まれています。悲しみや運命を語るのではなく、今この瞬間に満ちる光や風の輝きを、音そのものへと変えているのです。

この曲には、完成された静けさよりも「動き」があります。世界は止まることなく姿を変え続け、感覚もまた、その変化に応えるように目覚めていきます。だからこそ《春の朝》は、《RÉVEIL DES SENS》の終盤において、世界を新しい眼差しで受け止め始めた感覚の歓びを象徴する作品となっています。

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size: F4 (242 × 333mm)
W-043

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