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Sonate pour flûte et piano - II. Cantilena

¥23,000($146.26)

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SAKEME: WISP
ESPRIT
TOME IV — RÉVEIL DES SENS
Sonate pour flûte et piano - II. Cantilena《カンティレーナ》

第2楽章《Cantilena》は、プーランクの《フルート・ソナタ》の中心に置かれた、静かで親密な楽章です。「Cantilena」とは、歌うように流れる旋律を意味する言葉。その名の通り、ここでは技巧的な華やかさよりも、一息の中で長く伸びていくフルートの歌が音楽の核となっています。

冒頭から現れる旋律は、どこか遠くを見つめるように穏やかです。フルートは大きく感情を誇張することなく、細かな呼吸や音の揺らぎを残しながら進んでいきます。ピアノもまた前へ出ることを避け、淡い和声によってその声を包み込みます。二つの楽器のあいだには余白があり、その沈黙さえも旋律の一部であるかのように感じられます。

しかし、この静けさは単なる安息ではありません。旋律にははじめから微かな翳りが宿り、穏やかな流れの中にも、ときおり感情が大きく膨らむ瞬間があります。抑えられていたものが一度だけ表面へ浮かび上がり、そして再び静けさの中へ戻っていく。そのため《Cantilena》には、慰めと寂しさ、親密さと距離が同時に存在しています。

プーランクは、複雑な構造を前面に押し出すことなく、ごく単純な「歌う」という行為の中に多層的な感情を閉じ込めています。旋律が美しいからこそ、その背後にある沈黙や翳りが際立つ。ここで聴こえてくるのは、何かを雄弁に語る声というより、言葉になる直前の感情そのものです。

《RÉVEIL DES SENS》において、この曲は、最初に動き始めた感覚が、ひとつの輪郭を持ちはじめる瞬間に置かれています。第1曲ではまだ身体の内側に生まれた小さな反応にすぎなかったものが、ここではひとつの声となって、外の世界へ伸びていきます。

目覚めたばかりの感覚は、まだ強く世界を求めることはありません。ただ触れ、確かめるように、その存在を受け取っていく。

世界との接続は、まずひとつの声から始まります。

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size: S-SM (227 × 227mm)
W-038

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